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カーコーティングのしくみと特徴


カーショップやガソリンスタンドで目にすることのある「カーコーティング」。
このカーコーティングがいま、ワックス(WAX)に代わり人気を博しています。
今回はそもそもカーコーティングとは何なのか、ということをご紹介していきます。

ワックス(WAX)からカーコーティングへ

一昔前までは、車の塗装の艶をだすにはワックス(WAX)が欠かせませんでした。
ワックス(WAX)は基本的に植物性の油脂なので、耐水性があり、艶を出したりキズを目立たなくするために使われていたのです。
しかし、時代とともにそのデメリットも明らかになってきました。

・ワックス(WAX)のデメリット
– 熱や雨などに弱い
– 太陽やエンジンの熱で落ちてしまう
– 洗車すると落ちてしまう
– ワックス(WAX)がけの際にキズがつき、汚れや水垢の原因になる
– ウィンドウガラスの油膜の元になりやすい

そこで時代の流れとともに登場したのがポリマーコーティングです。
汚れや熱に強く、持続期間も長いコーティングが、ワックス(WAX)に変わるカーケアの主流となっていきます。

カーコーティングの特長

ポリマー系コーティングの「ポリマー」はシリコーンやフッ素などを含んだ高分子重合体のこと。
ワックス(WAX)は油脂で水や汚れはじくのに対して、ポリマー系コーティングでは分子と分子が結合して堅い被膜を作ります。
これにより汚れや油などが侵入するのを防いでくれるのです。
この皮膜はワックス(WAX)の膜よりも強くて堅いため、長持ち。
また、汚れはもちろん、紫外線や砂などのダメージからも、車を守ってくれます。

ざっくりですが、これがカーコーティング(ポリマー系コーティング)の仕組みです。

ワックス(WAX)がけとコーティングの違い

・ワックス(WAX)

先にも説明しましたが、ワックス(WAX)の主成分は油脂。
これが半液体の状態で塗装の上に乗っている状態です。
これにより艶を出すことができますが、ひとたび雨や洗車で流れてしまうとその効果は無くなってしまい、
さらに残った蝋(ロウ)が水垢の原因になってしまうのです。

また油ですから熱により蒸発してしまったりもするため、その持続期間は1〜3ヶ月程度となっています。

・コーティング

ポリマー系コーティングの場合、主成分はシリコーンやフッ素などを含んだ高分子重合体です。
これを塗装することにより、分子と分子が高密度で結合して堅く強い被膜を作り、水や汚れ、油などの侵入から車を守ります。

また、密度が高いため、汚れや油だけでなく酸性雨や紫外線、砂などのダメージからもガードしてくれます。
さらに熱や雨などで流れてしまうことがないため、持続期間が長く、日々のメンテナンスは水洗いだけでOKなのもポイント。
その持続期間は種類にもよりますが3〜5年程度になるものもあります。

カーコーティングの種類

・ポリマー系コーティング

シリコーンやフッ素などを含んだ高分子化合物を塗ることで、車のボディをコーティングする手法です。
分子同士がつくる皮膜が、汚れや油・砂等のダメージからボディを保護しつつ、キズを目立たなくしたり、艶を出したりしてくれます。
ガラス系コーティングと比べて施工料金が安く、リーズナブルですが、その分持続期間がガラスコーティングより短く(半年〜1年程度)、定期的な再施工が必要です。

・ガラス系コーティング

ボディに、ポリマーよりもさらに強固なガラス皮膜を作るのがガラスコーティングです。
現在のコーティングにおいて最もグレードが高いコーティングと言われており、新車のような深い艶を出してくれます。
また、ポリマーと違って酸化することがないため、持続期間が非常に長く、3〜5年程度は持続可能です。
デメリットを上げるとすればポリマーよりも値段が高い点がありますが、その分日々の手入れの手間も少なく、ほとんどの汚れが水洗いするだけで落とせるため、メンテナンスが楽である、というメリットもあります。